2021年9月28日の夕方、普段なら誰もいないホームの端から、何やら賑やかな声。
何事がと思い道端に出てみると、線路脇の道路にも、三脚を立てて望遠レンズ付きのカメラを構える撮り鉄の姿も。
時間が経つにつれて、ホームの端に陣取る撮り鉄の数がドンドン増えていきます。
「おい、前のやつ座れよ!」
できるだけいいアングルで、いい写真を撮ろうと、撮り鉄たちの熾烈な戦いが繰り広げられていました。
後ろには脚立を立てて、カメラを構える撮り鉄の姿も。
線路に近い側はホームから身を乗り出して、カメラを構える撮り鉄。
私は、急に興味が湧いてきました。一体どんな電車が来るのか?
見逃したら後悔するんじゃないか?やっぱり来るまで待ってみよう。
最近は撮り鉄のマナーが関係する問題も発生!
あまりに夢中になってしまいすぎて、問題を起こすケースが最近増えてきているようです。
今日もベストアングルを狙うあまり、ホームに身を出している姿を見ると、転落事故や接触事故が起きてもおかしくないなぁと思ってしまいました。
Yahoo Japanニュースは
「運転席から見た”迷惑撮り鉄” 鉄道マン あの人たち、本当に危ないんで」
というタイトルで、運転席から見た撮り鉄たちの危険な状態が書かれています。
実際に、お目当ての電車が近づいてきた時にも、かなり遠くから
「ピィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
と警笛を鳴らしながら、駅に近づいてきました。
明らかに運転手さんが怒っているのがわかりました(笑)
で、どんなすごい電車が来たの?
「ピィ〜〜〜〜〜!!!!」
と、怒りをあらわにした運転手の叫びのような警笛に、びっくりしてのけぞる撮り鉄たち。
そして現れた待ちに待った、憧れの電車は?
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ん??これってすごいの?
撮り鉄には怒られるかもしれませんが、もっとすごい皇族型が乗るような重厚でエレガントな列車が来るのかと期待していたら、まさかの機関車。
しかも1両。
調べたところ、この機関車は
「EF 64 37」
もともとJR東日本高崎支社に所属する機関車で、9/27までさいたま市の鉄道博物館で展示された後、今日9/28の夕方に高崎に帰るところだったらしい。
それは撮り鉄にとっては、特別な意味があったんでしょうね。
けたたましく鳴り響いた警笛は、私には怒りに聞こえましたが、撮り鉄には声援に対する感謝の警笛に聞こえたかもしれませんね。
本日走っていた
「電気機関車 EF64 37」
について参考にした記事はこちらです。(鉄道チャンネル編集部)
撮り鉄さん、勝手なこと書いてごめんなさい。
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