カメラ初心者の私の撮影練習日記ですが、今回はちょっとメルヘンチックな場所での撮影練習でした。
その場所は、埼玉県飯能市のあるトーベ・ヤンソン あけぼの子供の森公園です。
入口からおしゃれな感じです。
トーベ・ヤンソンはフィンランドのヘルシンキ生まれの女性で、ファンタジー作家、児童文学作家です。
絵画や小説、コミックス、脚本、詩、作詞など多岐にわたって活躍しましたが、中でも「ムーミン」シリーズは世界的に有名な作品です。
そんなトーベ・ヤンソンの世界を表現した公園が、子供たちのために作られています。
しかも「無料」で楽しめます!
訪れた日もたくさんの子どもたちで賑わっていました。
先ほどの看板があったところから坂道を登っていくと・・・
ありました!
トーベ・ヤンソンの世界。
まさにムーミンの世界ですね。
撮影練習的にいうと、手前のメタセコイアにピントを合わせて「きのこの家」を少しぼかすことで奥行きを表現しようとしましたが、どうでしょう?
公園内を歩くと、小川の上にトンネルが渡してあります。
そのトンネルの窓からも、こんな感じの写真が撮れました。
ちょっと面白い構図でしょう。
これは、写真の中で額縁に飾ったような効果で主役を引き立てる「フレーム構図」というものを意識してみました。
このフレーム構図は「額縁構図」ともいい、被写体に視線が集中しやすくするという効果があります。
今回は人工的に作られている窓からだったので、このような写真になりましたが、自然界では枝の重なりなどを利用してフレーム構図を作ることもできますので、チャレンジしてみます。
さらに公園を回って「きのこの家」の反対側に行くと、こんな景色になります。
この写真で意識したことは2つ。
一つ目は奥行きを出したいので「縦位置構図」を意識したこと。
風景を撮るときはカメラを横向きにて撮影する「横位置構図」が一般的ですが、ここではあえて「縦位置構図」にすることで、奥への広がりを表現することで奥行きを作ることを意識しました。
二つ目は対照性を意識した「シンメトリー構図」で撮影すること。
手前の池の水面の水鏡を利用して、上下対照になるような構図をとったことで、その場に流れる静かな雰囲気、落ち着いた雰囲気を伝えるように意識して撮影しました。
もう少し天気が良くて、水が綺麗だったら(笑)、もっと良かったですね。
その他にもピントの合う部分をずらして、ボケを楽しみました。
イチョウも綺麗に色づいていましたが、お天気がイマイチだったので少し肌寒いカメラ初心者の撮影練習になりました。
こんなローアングルで撮影できるのも、可動式の液晶モニターのおかげです。
まだまだカメラ初心者の域を出ませんが、「上達は撮影枚数に比例する」と何かの本で読みました。
むやみにたくさん写真を撮るのではなくて、撮影練習に行く前に構図の本を読んで、少しでも意識するといいかもしれません。
私はこんな本を参考にしていますので、ご参考まで。
トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園は、とても素敵な公園でした。
一度行ってみませんか?
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