今日は久しぶりに晴れたので、カメラを抱えて近くの公園で撮影の練習をしてきました。
木陰に入れば風も吹いて気持ちがいいのですが、気温は31℃と蒸し暑く、早々に引き上げてきました。
個性的な印象に残る写真を撮るために、大切なことは何か?ということについては、前回の記事でご紹介しました。
私のようなカメラ初心者は、目にしたいろいろなものを記録として残したいと思うのか、すぐにファインダーを覗いて、あれもこれも被写体として枠に収めようとしてしまいますね。
例えば、こんなふうに。
晴れた空をバックに、鉄塔と噴水を撮った普通の風景写真です。
撮影した本人が言うのもなんですが、あまり面白味のない写真ですよね。
しかも鉄塔の先端部分が写っていないし・・・。
主役を噴水にすることにしました
そこで今日は噴水を主役に、撮影の練習をしようと決めました。
どうして噴水を主役にしたかというと、
シャッタースピードを変えてみて、違いを楽しんでみよう
と思ったからです。
シャッタースピードを速くすると、水が止まったように見える写真が撮れます。
シャッタースピードを遅くすると、水が流れるように見える写真が撮れます。
シャッタースピードを遅くした時は、手持ちで撮影すると写真がブレてしまうことがあるので、三脚を使った方がいいのですが、カメラ初心者の私はまだ三脚を持っていません・・・。
撮れた写真はこんな感じです。
こう見ると、結構違いが出ますね。
シャッタースピードと一緒に覚えておきたい、ISO感度
シャッタースピードと一緒に覚えておきたいのが、「ISO感度」です。
「アイ・エス・オー」と読みますが、略して「イソ」と言ったりします。
ISO感度とは、カメラが光を感じる度合いのことで、感度が低くなれば光を感じ取りにくくなり、逆に感度が上がれば少ない光量でも明るい写真が撮れるようになります。
例えば、体育館で運動部の試合の劇的瞬間を捉えたい!といったような
暗い室内で、動きのある写真を撮るとき
に力を発揮してくれます。
動きを止めた写真を撮るためにシャッタースピードを上げると、十分な光量を得ることができずに暗い写真になってしまいます。
そこで光を感じる度合いのISO感度を上げると、明るい写真が撮れるようになります。
あるいは夜景の撮影など暗い場所での撮影では光量が不足してしまい、シャッタースピードを遅くしない限り明るい写真を撮ることが出来ません。
しかし、シャッタースピードを遅くしてしまうと、今度は手ぶれの可能性が出てきます。
そこで、
夜景を手ブレなく、綺麗に撮りたい時
では、光を感じる度合いのISO感度を上げると、手ブレなく綺麗な夜景を撮ることができるようになります。
このISO感度は、シャッタースピードと関連させて次のように覚えておくとわかりやすです。
ISO感度が低感度になるほど、シャッタースピードは遅くなる
ISO感度が高感度になるほど、シャッタースピードは速くなる
先ほどISO感度は光を感じる度合いのことだと言いましたが、ISO感度に関してもう一つ覚えておきたいのが、「ISO感度と画質の関係」です。
常にISO感度を高感度にしておけば、綺麗な写真が撮れる訳ではありません。
それは、
ISO感度は、低感度ほど画質が良くなり、高感度ほど粒子の粗い画質になる
という特徴があるからです。
高画質で綺麗な写真を撮りたいと思うなら、低感度で撮る方がいいようです。
一般的にISO感度は「400」前後が一番扱いやすいと言われていますので、ISO400に固定してしまうのがベストかもしれません。
いちいちISO感度のことまで考えて撮影するのが面倒なら、「Auto」に設定するのが便利です。
これは
光量に合わせて、ISO感度を暗い場所では高感度、明るい場所では低感度に自動調節する機能
です。
便利な機能はどんどん使っていきましょう!
そして自分が望む感度になっていない時に、ISO感度の設定をするのがいいようです。
あなたのお好みの写真はどれですか?
今回は噴水を主役に選んで、撮影の練習をしました。
シャッタースピードを変えて、違った印象の写真を撮ることが出来ました。
合わせて、ISO感度についても理解を深めることが出来ました。
さて、あなたはどの写真がお好みですか?
1枚目と2枚目の写真は、「シャッタースピード優先モード」で撮影しました。
3枚目の写真は、「スペシャルシーンモード」の中の「風景」という自動モードで撮影しました。
やっぱり「スペシャルシーンモード」の写真が一番綺麗ですね(笑)
まだまだ険しい道が続きますが、どんどん練習して納得のいく写真が撮れるように頑張ります!
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