お小遣い制をやめたら、お金との関係が変わった

スキルを”Kaeteku"

私は50代の会社員です。

よく経済世論調査で、サラリーマンのお小遣い金額が上がった、下がったという話題を聞きます。

特に奥さんが専業主婦の世帯では、給料をもらったら一度全額を奥さんに渡して、その後で一定額をもらったり、必要がある時にもらうというパターンが多いのではないでしょうか。

我が家もそうでした。

お小遣い制を選んでしまう理由

お小遣い制を選んでしまう理由はいくつかあると思います。

①楽だから

この理由が一番多いかもしれません。

自分の給料をとりあえず全部渡せば文句は言われないし、その中から自分が使う分だけを気にするだけでいいからでしょう。

月々の支払いには家賃、光熱費、スマホ代、各種ローン、塾代、給食費、町内会費などいろんなものがあります。

それをいちいち気にしなくてもいいから、楽でしょうね。

②完全にお任せ

まぁ①の楽だからと同じようなものですが、俺は外で働いてくるので家のことはお任せね!という感じ。

稼ぎはこれだけだから、あとは節約してなんとかやってね!みたいな。

以前の私もこのような感じでした。

僕が感じたお小遣い制への違和感

最初はお小遣い制には全く違和感がありませんでした。

父親が母親に給料を渡すのを見ていたので、当たり前のように感じていました。

でもだんだんと自分の中でお小遣いというものに違和感を感じるようになりました。

  • どうして自分が働いて稼いだお金の中からお願いをしてお小遣いを貰わなくてはいけないのか
  • 足りなくなったとき、どうして頭を下げてお願いしてお小遣いを貰わなくてはいけないのか
  • 追加でお金をもらうとき、どうして嫌な顔をされなくてはいけないのか
  • 自分の稼ぎなのに、お小遣いの値上げ交渉をしないと増額されないのか
  • どうして何年も金額が据え置きなのか

違和感というよりも不満、愚痴ですね😆

お小遣い制のあなた、こんな風に思ったことはありませんか?

こんな不満や愚痴が募るうちに、だんだんとお小遣い制に対する違和感が大きくなってきました。

果たして、お小遣い制の私はこのままでいいのだろうか?と。

何故お小遣い制を辞めたのか

そんな違和感が膨らむ中、何故私はお小遣い制を辞めようと決意したのか。

奥さんには申し訳ないのですが、あまりの現状にびっくりしたからです。

今までちゃんと渡していたのに

今まで書いていた通り、我が家も毎月の給料を奥さんに渡してそこから私が必要なお金をお小遣いとしてもらっていました。

おそらく月額で3万円だったと思います。

もちろん、お昼ご飯、飲み会代も含まれます。

会社の同僚とお小遣いいくら?って話題に登ったこともありました。

月々の給料はもちろん、ボーナスも全額渡していましたので年収のほぼほぼ全てを奥さんに渡していました。

そんな時にある事が判明しました。

え?ホントに・・・

月々の給料とボーナスを奥さんにそのまま渡していた私は、ある日奥さんに聞いてみました

「うちって貯金いくらか貯まった?」

すると奥さんは、

「え?貯まってる訳ないじゃん」

これには正直びっくりしました。

奥さんだって一生懸命に節約して家庭を回してくれていたのは十分承知していたので、責める気持ちにはなりませんでしたが、正直がっかりしました。

そこで決意したこと

書いた通り貯金ができていなかったことに愕然としましたが、奥さんを責める気にはなりませんでした。

それよりも給料を渡してほったらかしにしないで、もっと自分自身が自分の稼ぎに責任を持たなくっちゃ!と思いました。

でも銀行口座の開設とか振込すらやった事がないレベルでしたが、とにかく自分のお金の支出についてはしっかりと把握をすることから始めました。

まず、奥さんに話そう

今までお金のことは奥さんに任せっきりだったので、その主導権を渡してもらうために奥さんに申し出ました。

「今までお金のことをいろいろありがとう。これから俺が管理したいんだけど、いい?」

こんな風に切り出したと思います。

奥さんとしては面白くなかったと思います。

そりゃそうでしょう。

まるでお前が管理してたんじゃお金が貯まらないから俺がやる!みたいに聞こえたでしょうから。

それからやったことは

奥さんからお金の管理を任されてからやったことは2つ。

  • 生命保険の見直し
  • 投資信託をスタート

これについては別の機会に書きますが、少しずつ結果も出てきました。

最後に

世の中に溢れているお小遣い制の男性(男性が多いと思いますので、こう書きます)!

自分の稼ぎにもっと責任を持ちましょう。

これは稼ぎが多いとか少ないとかの話ではありません。

稼いだものに最後まで責任を持ちましょう!という話です。

奥さんに給料を渡してあとはお願い!ではなく、いくら使われていくら貯金(投資)できたか、しっかりと自分で把握しましょう、という話です。

そうすると不思議とお金を払う事が楽しくなります。

お金を払うことに感謝できるようになります。

そうするとお金をいただくことに感謝できるようになります。

その結果、お金がどんどん巡ってきて使えるお金が増えてきます。

これはお小遣い制を辞めて私が実感していることです。

自分の稼いだお金に愛着を持って最後まで責任を持って送り出し、巡り巡って帰ってきたお金は愛を持って受け取りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました