カメラ初心者の私ですが、ようやく少しずつ撮影が楽しくなってきました。
まだまだ始めたばかりで試行錯誤中ですが、カメラ初心者なりに意識していることは、
・まずは自分の目で、じっくりと周りを観察する
・いきなりファインダーを覗いて、撮影を始めない
・テーマ(主役)を決める
・むやみに設定をいじらず、まずはAuto撮影やプログラム撮影を使う
といったことです。
だからと言って、すぐに個性的な印象に残るような写真が取れる訳ではありませんが。
カメラ初心者の私には、ベテランの写真愛好家のように設定をいろいろ変えて印象深い写真は撮れませんが、カメラ初心者の私でもそんな写真に近づく方法があることに気づきました。
それはカメラの設定以上に大切なことです。
それは、「写真の構図」です。
撮影で大切な構図をマスタしよう
一眼レフカメラでも、コンパクトカメラでも、iPhoneでも、Androidでも、写真を撮る時に大切なのは「構図」です。
この構図を一工夫するだけで、カメラ初心者が撮る写真が変わります。
カメラ初心者は被写体を真ん中に持ってくることが多いですが、これを少し横にずらしたり、角度を変えたりするだけで、今までの写真とは明らかに違う印象の写真に仕上げることが出来ます。
写真の構図には、いくつかの種類があります。
- 日の丸構図
- シンメトリー
- 三角構図
- 二分割構図
- 三分割構図
- 斜め構図
- 放射構図
- S字構図
- 圧縮構図
- 黄金分割
- L字・Z字構図
- フレーム構図
- 円構図・半円構図
- 2/8構図
- タイミングの構図
(参照:写真構図のルールブック 内池秀人・福井麻衣子著)
種類を書き出しただけでも内容は想像できますが、詳しくは書籍を読んでいただければと思います。
撮影の際に、この中からその場にあった構図がパッと出るようになるといいですね。
三角構図を意識して撮影してみた
近所の公園にカメラを抱えて撮影の練習に行った時にも、この本を一緒に持っていきました(笑)。
カメラ初心者の私は、まだその場に適した写真構図がパッと思い当たらないので、パラパラと本をめくっていると、被写体を撮るのに良さそうな構図を見つけました。
今回は「三角構図」を選びました。
三角構図とは、「手前に底辺がくる三角形」を見つけて安定感・遠近感を表現する構図です。
明らかな三角形ではないのですが、奥行きがあって遠近感が出るかな?と思って撮りました。
さらに、
デジタル一眼レフカメラの特徴である可動式のモニターを使って、こんなローアングルからも撮ってみました。
こちらは地面(ブロック)にピントが合って、また違った趣になっています(偶然ですが)。
イチョウ並木で、落ちたイチョウの葉っぱを撮るときなどに良さそうですね。
構図を一言で言うと
本の中にも書かれていますが、構図の基本ルールは
「撮影者が画面を構成する」
ということ。
・何をどこに配置するかを考えて、被写体を配置する
・主役を決めて、主役が引き立つように考える
・重心が偏っておらず、均衡が取れている(バランスが取れている)
この3点を意識してファインダーを覗くと、自ずとどの構図が一番しっくりくるかが決まります。
主役を引き立てるためには、ど真ん中に持ってきてもいいですし、脇役を配置してもいいですし、逆に脇役を取り除いてもいいですし、たくさんの可能性があります。
センスが問われると言えばそれまでですが、そのセンスとは
センスとは、英語で「感覚」や「五感」の意味。転じて、「美的感覚」や「感性」のこと。「才能」と似た意味である(Wikipediaより)
とあります。
センスについては、生まれつきの要素が大きいと勘違いしてしまいがちですが、実は正しい知識と訓練によって磨くことが出来ます。
写真撮影というクリエイティブな活動を通して、高められるといいなぁと思っています。
それには先にも書いた通り「正しい知識」が必要です。
学んだことをシェアしていきますので、よろしければこれからもお付き合いください。
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