カメラ初心者の撮影練習日記〜お花編〜

スキルを”Kaeteku"

10月の3連休はなかなかお天気に恵まれませんでしたね。

最終日の今日も天気予報によると、お天気が回復して暑くなると言っていましたが、相変わらずどんよりとした雲に覆われて肌寒いスポーツの日です。

そんなお天気でも、カメラ初心者の私は練習に出かけました。

お花がきれいな公園はどこも家族連れで混雑しているので、無料で楽しめる場所を探していきました。

場所は埼玉県鴻巣市のコスモスアリーナ前の河川敷。

10月22日と23日にコスモスフェスティバルが開催されますが、その前にちょっと様子見に行ってきました。

お探しのページを見つけることができませんでした。- 鴻巣市公式ホームページ

今にも雨が降りそうなお天気でしたが、思った以上に人がたくさん。

そして、思ったよりもコスモスは咲いていませんでした。

少し時期が早かったコスモス畑(埼玉県鴻巣市 コスモスアリーナ前の河川敷)

お天気が悪く、なんだか暗い写真ですね(ISO:1600 シャッタースピード:1/640)。

絞り優先モードでの撮影

花畑で写真を撮るときに、下の写真のようにお花単体をアップで撮ることが多いと思います。

ちょっと印象深い写真が撮れました。

今回は「ボケ」を意識して取りました。

いわゆる、背景をぼかして対象物をより印象的に見せるための撮影方法です。

「ボケ」を作るには、「絞り優先モード」にして撮影します。

私のEOS Kiss X10の場合は、「Av」と書いてあるモードに設定して撮影します。

そもそも絞りとはなんでしょう?

絞りとは

カメラに入ってくる光の量を調節する仕組み

のことです。

下の図のように複数枚の金属の板の重ね方を変えて、中心部の穴の大きさを変えることによって光の量を調節しているのです。

参照元:https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/絞り.html

図でも示されているように

絞りを開くと、光がたくさん入ってくる → 明るくなる

絞りを絞ると、光があまり入ってこない → 暗くなる

という仕組みです。

この絞りの程度の度合いを表すのが、「F値」という数値です。

絞りを開く → F値を大きくする → 絞り穴が大きくなり、光がたくさん入る

絞りを絞る → F値を大きくする → 絞り穴が小さくなり、光が少しだけ入る

ちょっとややこしいですね。

ボケを効果的に演出する設定は

効果的にボケを使うためには、F値の設定が大切です。

いろいろ理詰めで考えると難しくなるので、覚えておきたいのは

「ボケ」を作りたかったら、F値を小さくする!

「ボケ」を作らない時は、F値を大きくする

というこの2つだけです。

これを覚えておくだけで、印象的な写真が撮れるようになります。

ISOのおさらい

撮影した日は、今にも雨が降り出しそうなあいにくのお天気。

もし秋晴れの中での撮影であれば、もう少しいい写真が撮れていたと思います。

写真を撮って見直してみると、どうも暗い写真が多いなぁと。

そうだ!ISO感度を変えてみたらどうだろう?

ということで、変えてみた写真がこちら。

ISO感度を変えるだけでも、これだけの違いが出ました。

他にも方法があるかもしれませんが、カメラ初心者の私も少し成長したようです。

写真構図のおさらい

写真撮影では、やはり構図が大切です。

花畑全体を見渡せるように撮る構図や、お花自体をアップで撮る構図ももちろんいいのですが、今回はある本を参考に、こんな構図で撮ってみました。

お花を下から見上げた構図

後ろが秋晴れなら、もう少し映えた写真になったかもしれません。

これは「虫の目線で見たら?」というイメージで撮りました。

お花を上から撮るだけでなく、下から見上げた写真も趣があっていいですね。

ちょっと視線を下げて撮影すると、同じ風景が少し違って見えませんか?

こうした違いを楽しみながら、写真が撮れるようになっていきたいと思います。

これから紅葉の季節も始まりますね!

印象的な写真が撮れるように、まだまだ練習の日々は続きます。

今回は、Instagramで数多くのフォロワーを持つ7名の方々が、惜しげもなくそのテクニックを教えてくれるこの本を参考にしました。

手元に置いておきたい本です。

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