感情はちょっとしたことで上がったり、下がったりと忙しく変化します。
アゲアゲの時はいいですが、ズドーンと落ち込んだ時は、なかなか元に戻るまでに時間がかかってしまいます。
今回も精神科医の和田秀樹さんのこの本の内容からお伝えします。
いい感情のコンディションを作りには、状況に合わせて2通りの方法があります。
テンションの高い時には
テンションが高く気分がいい時は、物事をどんどんと進めることができます。
気分がいいとやる気もみなぎり、いろんなことに挑戦して、いい結果を出すことがあります。
気分がいい時はその波に乗って、どんどん行動する方がいい様です。
気分のいい時は物事が自然とうまく進むので、なるべくこの状態をキープできるようにします。
テンションが落ちてしまった時は
気分がいい時は全く心配はないのですが、厄介なのはテンションが落ちてしまった時です。
テンションが落ちてしまうと、何もする気が起きず、ピタッと動きが止まってしまいます。
普段なんの問題もなくできることが、やる気が起きずにできなくなって、さらにそのことでまたイヤになるという悪循環に陥ってしまいます。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、きにはなるけど、やる気が起きずに動けない。
さぁ、ここから脱出するにはどうしたらいいでしょうか?
そんな時は、「守備範囲を狭める」という方法です。
「今日はこれだけやればいい」と割り切ってしまう方法です。
やらなくてはいけないことを先送りするのではなく、最低でもこれだけはやると決めたことをやり切るのです。
このように小さくてもいいので、結果を残すのです。この小さなステップを繰り返すことで感情コンディションを回復させ、大きく崩れるのを防ぐことができる様になるのです。
マイナスな感情は放っておいて、現実的な積み重ねを繰り返すことで、徐々にテンションが下がっていたことを忘れてしまうのです。
こうして出来上がった「できた感」が生まれてしまえば、ズドーンとテンションが下がってしまった原因や不満の原因なんかどうでもよくなってしまいますよ。
「できた感」がちゃんと立ち直らせてくれます。
どうでしょうか?
いい感情のコンディションを作るのは、意外と簡単でしょう?
さぁ、ポイントは2つです。
【テンションが高い時】
波に乗ってガンガン行動して、ドンドン結果を出しましょう
【テンションが落ちてしまった時】
守備範囲を絞って、小さくやることを決めて確実にやり遂げる。
それを続けると「できた感」が生まれてきて、「できた感」があなたを立ち直らせてくれます
あなたのご機嫌が麗しくなりますように!
コメント